資金はいくらあればいいか？
ＦＸ口座を開設して取引をはいじめる際に、まず資金をいくら入金するか？
結論から言うと、「１０万円程度から始めることをおすすめします。」
「デモトレード」で練習すればいいという考え方もあるとは思いますが、デモはやはりデモなので、
リアルマネーを動かす緊張感が無く、ＦＸ取引で重要なメンタル面を鍛えることに繋がらないと思っています。
「１０万円」という金額を多いと思う人もいるかもしれませんが、
多いと思う人は「デモトレード」をしながらまず「１０万円貯める」ことをおすすめします。
実際は数万円から取引を始めることもできますが、資金に余裕をもって取引に慣れていくことが大切と考えています。
逆に、「１０万円」という金額が「少ないんじゃないか？」とか、
「それで儲かるのか？」と思った人は、ＦＸで負けやすい要素を持っている人と考えられます。
ＦＸで負けやすい要素とは
これからＦＸを始めようとする段階の人は、野球で例えれば「初めてバットを持った段階」のようなものです。
この段階でメージャーリーグで成績を残したりできるでしょうか？
一般社会でも新入社員が会社に貢献できるような結果を出すのはとても難しいことです。
ＦＸ相場の世界も同じです。
初心者だからといって、一切手加減してはくれないのです。
初心者でも、たまたま振ったバットに当たることがあったとしても、それ以上に「空振り」することが多くある失敗する段階なんです。
「失敗」することが多い段階なのに多額の資金を「相場の世界」にさらしていけば、「あっ」という間にすべて溶けてなくなってしまいます。
誰でも損をするのは嫌です。自分のお金が絡むと正常な判断ができなくなってしまう
これが、ＦＸ相場の世界で負けやすい要素＝「欲」なんです。
欲はコントロールできる
ＦＸ相場の世界で負けやすい要素＝「欲」ということですが、
ＦＸでの「欲」は、自分でコントロールすることができます。
相場の世界に絶対というのはありません。100％勝てるものではないのです。
ＦＸというのは何度も取引を繰り返すなかで、必ず損出をだすことがあります。
損出を出す取引があっても、その損出が最小限になるように「欲」をコントロールして、
勝ったり、負けたりを繰り返しながら資金を守り、トータルプラスで終えるのがＦＸの取引です。
損出は「利益を出すためにかかる経費」と考えるとわかりやすいと思います。
損出（経費）を最小限にする
ＦＸというのは投資であって、一発勝負のギャンブルではありません。
知識を得ることで継続的に、地道に利益を積み上げていくものなのです。
知識を得て取引技術を身につけることで、損出（経費）を最小限に抑えて優位性の高い取引をすることが出来るようになります。
知識を得るためには勉強をしなければなりません。
取引技術を身につけるには、経験を積み検証をする必要があります。
損出（経費）を最小限に抑えて利益を積み上げるために、様々な安全装置を身につける必要があるのです。
取引するＦＸ業者においても、国内ＦＸ業者であれば、金融庁管轄下にあり、私たちの資産を守るための安全装置（信託保全）が義務付けられてます。
資金は大きければ大きいほど優位性が高い
もちろん資金は多ければ多いほど有利なのは間違いではありません。
しかし、これからＦＸをはじめる初心者が、「百戦錬磨のトレーダーがゴロゴロいる相場の世界」に大きな資金を投入すれば「あっ」という間に溶けてなくなってしまいます。
逆に「デモトレード」では痛み（緊張感・危機感）を伴わないため、いつまでたってもゲーム感覚になってしまいます。
相場の世界に大きな資金を晒すのは、十分に取引経験を積んでからでも遅くありません。
相場は無くならないからです。
以上が、最初の資金は「１０万円程度」をおすすめする理由です。
参考になりましたら幸いです。
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