重要経済指標ランキングベスト10

FX

サイト管理者のAKIです。
ここでは、わたしが重要だと考える「経済指標」について、
ランキング形式でご紹介します。
日々のトレードの参考にしていただければ幸いです。

重要経済指標ランキング

スキャルピングでもデイトレードでも、経済指標はチャートに大きな影響を与えます。

ここでご紹介するランキング上位の経済指標は、発表直後の動きが激しいものもありますので、

わたしは基本的にポジションは手じまいして、エントリーは控えています。

第1位 雇用統計(米) 重要度:★★★★★

発表時期:毎月、第一金曜日
発表時間:日本時間では21:30(夏時間)、22:30(冬時間)

第1位は、米雇用統計です。

雇用統計は1つの指標ではなく、10項目以上の指標をまとめて『雇用統計』といいます。

そのうち特に重要なのは「非農業部門雇用者数」と「失業率」の2つになります。

雇用統計は、発表直後に大きく動く傾向があります。

発表時は5分足でもで50pips~100pips以上動くこともあります。

ギャンブルトレードにしないために、雇用統計発表前後はトレードを控えるのが賢明と考えています。

第2位 FOMC(米)政策金利発表 重要度:★★★★★

発表時期:年8回、6週間毎の火曜日
発表時間:日本時間では3:00(夏時間)、4:00(冬時間)

FOMCとは、アメリカの金融政策を決定する会合のことです

FOMCでは、現在の景況判断と政策金利の上げ下げなどの方針が発表されます。
結果が市場の予想とは違った場合には、株式市場や為替レートが大きく変動することがあり、大きな影響を及ぼします。

FOMCの声明文の発表内容によっては、トレンドの方向が一気に転換する可能性があるので注意が必要です。

第3位 GDP(米実質GDP)重要度:★★★★

発表時期:速報値、改定値、確定値の各3ヶ月ごと。
発表時間:日本時間で21:30(夏時間)、22:30(冬時間)

国内総生産のことで、国内の経済活動の規模や動向を総合的に示す指標で、実質GDPは、

名目GDPから物価変動の影響を除いたものを指します。

GDPは毎月発表されますが、特に重要視されるのは四半期ごと(1月、4月、7月、10月)に発表される速報値で、事前予想と大きく違う結果になると為替相場にも大きく影響がでます。

例)速報値(4月)→改定値(5月)→確定値(6月)と、1カ月ごとに発表されます。

第4位 ECB政策金利発表 重要度:★★★★

発表時期:6週間毎
発表時間:日本時間で20:45(夏時間)、21:45(冬時間)

ECBとは「欧州中央銀行」のことです。

ユーロの政策金利が上下することによって、ユーロの今後の金融政策の方向性が決まります。

ECB政策金利はユーロがらみの相場に大きな影響を与えるので、ユーロを取引するトレーダーは注意が必要です。

第5位 ADP雇用統計 重要度:★★★★

発表時期:雇用統計の二日前の水曜日(祝日などで翌木曜日になることもあり)
発表時間:日本時間では21:15(夏時間)、22:15(冬時間)

ADPとは、米国の大手給与計算代行業者(Automatic Data Processingの略)が約50万社ある
自社の顧客データを元に発表する月ごとの雇用者数の増減を表す指標です。

雇用統計の2日前に発表。雇用統計の先行指標として注目され、前哨戦ともいわれます。

第6位 ISM製造業景況指数重要度:★★★

発表時期:毎月第1営業日
発表時間:日本時間で23:00(夏時間)、00:00(冬時間)

ISM(全米供給管理協会:Institute for Supply Managementの略)が発表する製造業における指標です。

製造業約300社の「購買担当役員」にアンケート調査を実施した結果で、

購買担当役員は、「良い」「変わらず」「悪い」の3択で回答して%で表します。

指数の50%が分岐点と言われ、「50%を超えれば景気拡大」、「50%を下回ると景気後退」と言われます。

重要経済指標の中で最も発表が早いため、注目されます。

第7位 消費者物価指数(CPI) 重要度:★★★

発表時期:毎月15日頃
発表時間:日本時間で21:30(夏時間)、22:30(冬時間)

BLS(労働省労働統計局)が発表する経済指標。

消費者が購入する物やサービスなどの物価の動きを調査し、消費者の生活水準を表す。

インフレ率を分析するための重要指標。

第8位 小売売上高(米) 重要度:★★★

発表時期:対象月の翌月第2週
発表時間:日本時間で21:30(夏時間)、22:30(冬時間)

小売売上高とは小売業の売上高を合計したもので、中でも注目されるのは

「自動車を除いた小売売上高」です。

小売売上高では「個人消費の動向」を知ることができ、「GDPの約7割」を占めます。

消費動向に注目することは、国の経済動向を見ていく上で重要なことで、

消費動向を見極める上で最も重宝されている指標のひとつが、小売売上高となり、

為替相場に与える影響も大きくなります。

第9位 鉱工業生産 重要度:★★

発表時期:毎月14日〜17日頃
発表時間:日本時間で22:15(夏時間)、23:15(冬時間)

FRB(米連邦準備制度理事会)が発表する経済指標。

鉱工業部門の生産動向を指数化したもの。

鉱工業生産指数は毎月発表される為、景気動向をいち早く把握するためのに利用される。

第10位 貿易収支(米) 重要度:★★

発表時期:毎月15日頃
発表時間:日本時間で21:30(夏時間)、22:30(冬時間)

BEA(商務省経済分析局)が発表する経済指標。

貿易収支は、アメリカからの輸出とアメリカへの輸入の差額を表し、

国・地域別の収支も発表される。

以上が、わたしが特に意識している重要指標ランキングです。
他の指標でも大きく動く場合がありますが、
ランキング上位の指標発表前後はトレードを控える様にしています。
参考になりましたら幸いです。

コメント

error: Content is protected !!